竹を使ったいろいろ-メンマ作り-
2018年6月3日(日)、樹幹ネットワークの活動としてメンマ作りが開催されました。
今回の開催は、いわみんでの体験プログラムでもあり参加者は30名以上の活動でした。
メンマ作りの他にも竹水、穂竹切、竹炭作り、竹筒での卵焼き、そして竹のフルコースを堪能出来ました。
まずはいつもお世話になっている國井さんからの説明です。
その後、竹炭作りに必要な水を山の上までバケツリレー。これだけれもみんなで何かするって楽しいし、これからの作業も楽しくなります。
さてさて、竹の伐採です。
今回の竹林は、昨年竹害対策で竹を皆伐したエリアでもあり、新しく生えてきた穂竹をみんなで伐採しました。
しかし、ただ伐採するだけでなく若い竹は、水を多く吸い上げることもあり竹水をとることが出来ます。切って一晩もおくと節の中に水がたまります。
さらに、ビニール袋を被せて一晩おいておくと、袋に写真のように竹水が溜まります。
竹の味と香りがして、個人的感想としては、あまりおいしいとは言えませんが、少し飲む分には珍味です。
ちなみに、竹林には被れたりする植物もあるのでご用心ください。下の写真は、特に有名な漆ですので、お気を付けください。
切った竹と古い竹を燃やします。
底の空いたコーン状の鉄板を使用します。これを使用すると穴を掘る必要もなく、下に竹炭が出来ます。
さらに、焼くのを利用して、竹筒で卵焼きを作っちゃいます。
材料は、バターと卵。竹筒の節間にバターを塗り、バターと混ぜた卵を入れます。
あとは蓋をして焼くだけ。ある程度焼けたら混ぜて半熟になったら、火から外し余熱で完成です。
卵焼きが出来上がったら、伐採した竹を燃やし、水をかければ竹炭の完成。
一石〇鳥の作業!
竹もこのように多様に使え、最終的に燃えるのも長所です。
現在の建材がそうですが、安く効率よく同じものが生産されても、処分が大変だったりします。(燃えないってことも建材としては長所なんですが・・・)
昼ご飯は、まさに竹のフルコースです。
筍ご飯
筍汁
筍サラダ
筍コロッケ
竹で作った卵焼き
そして、メンマ
名前の由来は麺の上にのる真竹だからメンマだそうです。
青木カチ子さんが、考えてくれた昼食。
おいしくないわけがない!
最後にみんなで取った竹を煮てお土産として持って帰りました。
その後、3日間は、家でメンマを作ったり中華スープにしたり、竹づくりの日々でした。
竹づくしのイベントで勉強になりました。
もう一つおまけに、昨年チップにした竹チップの山から大量のカブトムシの幼虫を採集。
おまけの子供たちのお土産も竹によるものでした。
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