竹座禅堂-島根県浜田市追原-
11月4日、島根県西部・江の川流域で昔の日本時の知恵をもう一度学び暮らしをみつめる運動をしている樹冠ネットワークの活動の一つ『竹取のかぐら』事業に島根職業能力開発短期大学校の学生と共に参加しました。
今回は、学生17名と共に島根県浜田市追原にある竹林の竹を利用し、竹林を眺めながら座禅を組むことのできる座禅堂の製作を行いました。
その場にある竹を割り、それを曲げることによる張力を利用したドームの製作です。よく知られているスタードームという竹ドームがありますが、今回制作したものは、その場の判断でドームを制作しました。基本となる骨組みを制作し、全体のバランスを見ながら竹を足していく方法です。お互いに張力が発生するよう組んでいきます。建築とは関係なさそうな竹のドームですが、これにも建築の知恵と技術が使われます。床には竹を並べています。
製作時間は3時間ほど。竹を編むように通し、シュロ紐でくくりながら形を作っていきます。
全体をお互いに確認しながら綺麗な半球の座禅堂が完成しました。
竹に囲まれた空間で座禅を組みその目の前には、竹林が広がるロケーション、マインドフルネスや瞑想を行いたい方は是非お立ち寄りください。
正面の竹林には、遊歩道もあり、ゆっくり竹林を歩くのもいいですよ。汗をかいたら近くに美又温泉もすぐです。
お昼ご飯は、竹筒ご飯に竹の皿とコップに山でとれた山菜等を使ったお昼ご飯はとても美味しかったです。学生たちもあまりのおいしさに感動してました。
竹ってホントに面白い素材です(笑)
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